11月の快進撃から一転、試練のスパーズは立ち直れるのか?

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サンアントニオ・スパーズは11月、素晴らしいスタートを切りました。シーズン序盤で11勝9敗という驚きの成績を収め、ウエスタンカンファレンスの順位で6位にまで浮上しました。

さらには、NBAインシーズントーナメントのグループB優勝も目前でしたが、フェニックス・サンズとの厳しい試合での敗北が勢いを失わせてしまいました。

12月に入り、状況は一変。

スパーズは今月これまで3戦全敗。

サンズ、ブルズ、キングスと連続して敗北し、そのうちキングス戦では大差をつけられる結果となりました。


では、一体ミッチ・ジョンソン監督のチームに何が起きているのでしょうか?

問題点1:ウェンバンヤマの不在

最も大きな問題は明らかです。チームのベストプレイヤーであり、ディフェンスの要であるウェンバンヤマが怪我で離脱していることです。

彼はサンズ戦で負傷し、以降の2試合を欠場しています。ウェンバンヤマ不在のスパーズはディフェンスが崩壊状態で、たった2試合で合計279失点という驚異的な数字を記録しています。

ザック・コリンズは奮闘していますが、ウェンバンヤマの代役を務めるには苦戦中。一方、チャールズ・バッシー選手が時折良い場面を見せるものの、ウェンバンヤマの存在感を埋めるには至っていません。

さらに難しいのは、ジェレミー・ソーハンがシーズン中にポイントガードとセンターを兼任する形で起用されていることです。

特にソーハン選手は手の怪我を抱えながらのプレーで、本来のポジションではないセンターを務めるのは厳しい状況です。

ウェンバンヤマが復帰すればディフェンスは改善すると期待できますが、それまでは穴を埋めるのに苦労しそうです。

問題点2:ディフェンスの崩壊

ウェンバンヤマがいないことで、相手チームはピック&ロールを存分に活用しています。

リムプロテクターとしてのウェンバンヤマの存在がないため、相手ガード陣が簡単にペイントエリアに侵入し、スパーズのローテーションが追いつかない場面が目立っています。

さらにオフェンスでのターンオーバーも致命的です。

ミスが増えると、相手は速攻で得点を重ね、リムプロテクター不在のスパーズにとっては失点がハイライトプレーに変わってしまいます。

若手ガードのデビン・ヴァセルやステフォン・キャッスルも、スピードのある相手ボールハンドラーへの対応に苦戦しており、その結果ディフェンス全体が過剰なローテーションを強いられ、アウトサイドのシューターをフリーにするシーンが続いています。

問題点3:オフェンスの停滞

ディフェンスだけでなく、オフェンスも苦戦しています。シーズン序盤はボールムーブメントやクリエイトに希望が見えましたが、最近は安定した得点源を見つけられていません。

デビン・ヴァセルやケルドン・ジョンソンが輝く瞬間はあるものの、試合を支配するまでには至っていません。

ウェンバンヤマ不在によりペイントエリアでの得点力が落ち、相手ディフェンスはインサイドを固めて外からのシュートを打たせる戦術をとっています。

しかし、スパーズのシューター陣はまだその挑戦に応えられていません。

スパーズは立て直せるのか?

これらの問題は一時的なものです。

ウェンバンヤマが復帰すればディフェンスは大幅に改善し、オフェンスもより自由に展開できるでしょう。

短期的にはディフェンス戦術をシンプルにし、ターンオーバーを減らすことが重要です。

オフェンスでは再びボールをよく動かし、得点機会をクリエイトする必要があります。チームには才能が揃っており、この困難を乗り越える力はあるはずです。

ただし、現時点では12月のスパーズは苦戦しています。

早く調子を取り戻せることを祈りましょう。

引用元:SI.com

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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