ステフォン・キャッスルは今季、ドラフトクラスの中で最も活躍しているルーキーの1人です。UConnからスパーズに指名された際、多くの専門家は「すぐにNBAで通用する選手」と評価していました。
しかし、実際にはそれ以上の落ち着きと成熟度を見せています。
彼は常に冷静で、自信を失うことがありません。その一方で、試合では積極的な姿勢を崩さず、ゴールに向かって果敢に仕掛けることでディフェンスにプレッシャーを与えています。
その結果、20得点以上を記録する試合数は、次点のルーキーの2倍以上にもなっています。
さらに得点力だけでなく、コートビジョンやフィニッシュの技術、ディフェンスの強さも兼ね備えています。
こうした総合力の高さこそが、彼がルーキー・オブ・ザ・イヤーにふさわしい理由です。
課題を理解する冷静さがスターへの鍵
もちろん、数字だけがすべてではありません。キャッスル自身も、さらなる成長のために何が必要かを理解しており、セルティックス戦後のインタビューでその点について語っていました。
今季の彼のアシスト数は1試合平均3.8本で、ターンオーバーは2本。オフェンスをリードする選手としては、ボールコントロールの改善が求められます。すでにピック&ロールから多彩なパスを繰り出せる能力を見せていますが、ターンオーバーを減らせれば、より完成度の高い選手になれるでしょう。
ただ、ルーキーとしては当然の課題であり、大きな懸念にはなりません。それよりも、彼がその重要性を自覚し、基礎を重視していることが重要です。自身のプレーの派手さを語るのではなく、細かい部分の修正にフォーカスしている姿勢からも、将来的な成長が期待できます。
また、ルーキーガードとしてはシュートの不安定さも避けられません。試合によっては39%の成功率にとどまることもありますが、彼の真剣な姿勢を見ていると、そのような結果が悔しいはずです。スパーズファンとしては、今オフに彼がどれだけ努力を重ねるかを楽しみにして良いでしょう。もし彼が自身の姿勢通りの成長を遂げれば、本格的にスターへの階段を駆け上がることになります。
スパーズの新たなスター時代の到来
サンアントニオにとって、これは大きな変化です。
スパーズにはこれまでもスター選手がいましたが、ビクター・ウェンバンヤマとステフォン・キャッスルほどの「クールさ」を持つデュオは初めてかもしれません。
ウェンビーは規格外のサイズと運動能力で、キャッスルは爆発的なダンクで観客を魅了します。
彼らのプレーから目を離すことはできません。スパーズファンにとって、今はまさにワクワクする時代の到来と言えるでしょう。
引用元:Air Alamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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