もっとディープになってきました。
マッツです。
スパーズ通知表12人目です。
ナイジェリアの最終兵器ことチメジー・メトゥです。
今シーズンの成績
Gリーグのオースティンでは25試合に出場し平均29.0分の出場で18.0ポイント、8.9リバウンド、2.5アシスト、1.6ブロック、 1.3スティール、FG成功率58.2% 3 FG成功率37.9%、FT成功率62.8%を記録しました。
NBAでは18試合に出場して平均5.8分の出場で3.2ポイント、1.8リバウンド、0.6アシスト、0.3ブロック、FG成功率57.1%、FT成功率76.9%を記録しました。
良かった点
Gリーグでは敵なし
スパーズ2年目のメトゥは主にオースティンが主戦場で経験を積みました。
アスレチック能力と機動力を活かしてGリーグではほぼ無双状態でした。
GMからもアンストッパブルな存在だったと評価されました。
ディフェンスでチームをリード
メトゥはフットワークが軽く、アウトサイドの選手にも追いつくことができます。
ペネトレイトしてくる相手からもショットブロッカーとして優秀です。
メトゥはオースティンでのゲームあたり平均1.8ブロックであり、チームトップです。
ディフェンスで運動量が多く、激しい動きで貢献しています。
その貢献度として
チームのディフェンスレーティング(107)
ディフェンスボックスプラス/マイナス(+2.9)
ディフェンスリバウンド率(23.2%)
でチームをリードしました。
改善が必要な点
状況判断力が課題
Gリーグではメインオプションとしてボールを持つ機会が多く、トランジションやフェイスアップからの1on1を中心に得点を重ねていました。
ディフェンスでもブロック、スティールを量産していました。
コールアップされた時はバックアップセンター、パワーフォワードとして起用されましたが、 ローテーションに入ることはできませんでした。
その壁となっていたのが戦術理解力と判断スピードでした。
オフェンスではオフボールでの動きに戸惑いが見られて、ディフェンスでは対人ディフェンスは対応できていたものの、カバーリングの遅さや無駄なファールが多い印象でした。
その点では身体能力やスキルが劣っていても献身性が高いユーバンクスにローテーションを奪われました。。
総合評価
総合評価:D
NBAで何度かアピールするチャンスがありましたが、ものにできませんでした。
期待していただけに残念な結果となりました。
アイソレーションからのスキルやディフェンスのフットワーク、アスレチック能力はNBAでも十分通用するため、 オフシーズンにしっかり経験を積んでスキルを磨いて欲しいですね。
今後の展望
メトゥは2年前に2巡目指名選手では異例の3年契約を結びました。
来シーズンは最終年ですが、給与は保証されていません。
今のところ再契約をするかは不明ですが、ラストチャンスとなります。
Gリーグのときに見せていたようなディフェンス力を発揮できると間違いなくローテーションに加わることができると思います。
スパーズには貴重なアスレチックなビッグマンです。
ラストチャンス!
期待してます!!!
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