サンアントニオ・スパーズは完全に再建モードに入っています。
しかし殿堂入りしたグレッグ・ポポビッチヘッドコーチとエリート選手育成グループに支えられ、どのチームよりも2023年のNBAドラフトを楽しみにする理由があります
なぜならサンアントニオはドラフトで3番目に良いオッズを持っていて、ロスターにフランチャイズの礎を加えることができる位置にいるからです。
サンアントニオが推定されるトップターゲットを獲得できるかどうかは、明日のドラフトロッタリーで決まります。
しかしはっきりしているのは、2023年NBAドラフト3位指名でスパーズのターゲットとなるべき選手が複数いることです。
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ビクター・ウェンバンヤマ
メトロポリタンズ92のパワーフォワード、ビクター・ウェンバンヤマは、サンアントニオ・スパーズに完璧にフィットするようです。
スパーズとグレッグ・ポポビッチが、殿堂入りのビッグマンであるティム・ダンカンやデビッド・ロビンソンと歩んできた歴史があるからというだけではありません。
トニー・パーカー（フランス）、マヌ・ジノビリ（アルゼンチン）、マルコ・ベリネリ（イタリア）、ボリス・ディアウ（フランス）のような国際的な有望選手に親しまれているからというわけでもありません。
ウェンバンヤマはチームのフロントコートの救世主となるでしょう。
サンアントニオは攻守で多くの問題を抱えています。
・相手の平均リバウンド:45.0（NBA26位）
・チームの平均ブロック:3.9（NBA26位）
・フリースローからの得点割合:22.9％（NBA29位）
メトロポリタンズ92でのウェンバンヤマは、1試合平均21.4得点、9.9リバウンド、3.1ブロックを記録しています。
また、1試合あたり6.1回フリースローラインに立ち、83.5%の確率で成功させています。
ウェンビー加入後のスパーズでは平均得点で2位、リバウンドで1位、ブロック（+2.0の差）で1位、平均フリースロー試投数で1位に選ばれるでしょう。
オールスターの可能性を秘め、世界最高の選手になりたいという願望を抜きにしても、ウェンバニャマはサンアントニオが将来、フランチャイズの顔になるのは間違いありません。
ただ1位指名権が必要です。
スクート・ヘンダーソン
サンアントニオ・スパーズにとっておそらく最高のフィット感を得ることもできる選手が、Gリーグ・イグナイトのガード、スクート・ヘンダーソンです
1試合平均16.5点、6.8アシスト、4.3リバウンド、1.1スティール、0.6ブロック、FG成功率42.9パーセント、3P成功率27.5%を記録しています。
ヘンダーソンの武器は主にその長さとポジションでの爆発力です。
19歳のヘンダーソンは、188cm88kgでWS:206cm &大きな手を持っています。
スパーズのヘッドコーチであるグレッグ・ポポビッチは、デジャンテ・マレーという同じようなポイントガードを育成したばかりです。
ポポビッチはマレーを2wayスターに育て上げた後に優勝候補のチームでプレーさせることができました。
マレーは最終的にアトランタ・ホークスにトレードされ、そこでチームの事実上のリーダーとして引き継がれたように見えます。
ヘンダーソンはマレーの代わりになる可能性のある選手だけでなく、制限付きフリーエージェントのトレ・ジョーンズもキープすることになるでしょう。
もしジョーンズがサンアントニオと契約延長ができた場合、ベンチユニットのリーダーとして機能するでしょう。
ヘンダーソンはサンアントニオの若いロスターと一緒に成長する機会を得るでしょう。
ヘンダーソンは、シュート確率の悪さから他の選手よりも確実なスター選手ではないように見えるかもしれません。
しかしグリズリーズのジャ ・ モラントは同じような評価を受けながら、最終的にスーパースターに成長しました。
ただ2位・3位の指名権が必要です。
ブランドン・ミラー
サンアントニオ・スパーズとアラバマ大のフォワード、ブランドン・ミラーもいい感じです。
スモールフォワードであるミラーは、3レベルのスムーズなスコアラーであり、 206cm90kgという高水準のアスリートです。
ミラーがもしサンアントニオに加入した場合、他の選手がナチュラルポジションでプレイすることができます。
トレ・ジョーンズとブラーナムがハンドラーとして固定でき、ケルドンとヴァセルが2-3のディフェンスに専念ができます。
作シーズンはソーハンが加入したことで、ディフェンスでのサイズのミスマッチは解消しつつありますが、ソーハンへの負担が大きい状況です。
ミラーは1～4番を守ることができるため、スパーズはすでに構築しているものに素晴らしいサポートとなります。
ミラーは2022-23シーズンでは1試合平均18.8点、8.2リバウンド、0.9スティール、0.9ブロック、FG成功率43.0％、3P成功率38.4%を記録しました。
ミラーは初日からスパーズの１stオプションになることはおそらくありませんが、そうである必要はありません。
カワイ・レナードをエリートスコアラーにしたチームに所属していることは、サンアントニオでの活躍を楽観視する理由にもなります。
引用元:CLUTCHPOINTS
引用画像：San Antonio Spurs Photo Galleries
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