サンアントニオ・スパーズのウィング、デビン・ヴァセルは、今シーズン期待された活躍を見せられていません。
しかし、それでも楽観視できる理由はあります。
シーズン序盤に9試合を欠場したあと、ベンチから11試合に出場。
その役割をこなしつつ、再びスターターに復帰しました。
しかしアウトサイドシュートに苦しみ2月はFG成功率39.2%、3P成功率25.7%と低迷。
平均得点も13.9点にとどまり、ファンの信頼を揺るがす結果となりました。
ただし3月に入ると大きく改善して平均19.6得点、5.3リバウンドを記録。
eFG成功率も60.9%と、2月から13.5%向上しました。
この水準を維持できれば、ヴァセルの価値は再評価されるはずです。
ヴァセルの契約は負担ではない?スパーズの未来を考察
ヴァセルは昨シーズン、5年120Mの延長契約を結びました。
今季の年俸は30Mと高額ですが、契約額は今後4年間で減少していきます。
一方でNBAのサラリーキャップは、今後毎年10%ずつ上昇する見込みです。
つまりディアーロン・フォックス、ステフォン・キャッスル、ビクター・ウェンバンヤマと共にオフェンスとディフェンスの両面で貢献できるなら、ヴァセルは貴重な“コスパの良い”3番手・4番手オプションとなり得ます。
特に新しいCBA(労使協定)の制約を考えると、スパーズがヴァセルと長期契約を結んだのは正しい判断だったといえます。
もしヴァセルが安定して平均17〜20得点を記録し、ディフェンスでも貢献できれば、その契約は十分価値のあるものになるでしょう。
さらに、ウェンバンヤマのマックス契約は2年後、キャッスルのルーキー延長契約は3年後と、ヴァセルの契約とは重なりにくい点もポイントです。
フォックスが今夏にマックス契約を結ぶ可能性は高いものの、ヴァセルの契約は依然として管理しやすいものとなっています。
最終的にヴァセルがフォックス、キャッスル、ウェンバンヤマと共に得点面で大きな貢献を果たせるなら、
スパーズは4人の選手が平均20得点以上を記録するという、新CBAでは実現しにくい理想的なチーム編成を実現できるかもしれません。
浮き沈みの激しいシーズンながら、ヴァセルはスパーズが求める選手像を示してきました。
もし彼がウェンバンヤマ、フォックスに次ぐ3番手オプションとして、あるいは成長するキャッスルの後ろに控える4番手として機能すれば、その契約はむしろ「お買い得」になる可能性さえあるのです。
引用元:Air Alamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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