スパーズのロスターは埋まっており、サラリーの余裕もないのでオフシーズンに大きく動くことはありませんでした。
来シーズンのオフにFAになる選手が多く控えているので、それに向かった調整になるでしょう。
そこに大きく影響するのがDeRozanの契約です。
デローザンの契約内容
チーム1位のサラリーを有しているため、キャップスペースに大きく影響します。
来年の夏にDeRozanには2770万ドルのプレーヤーオプションがあります。
それを破棄した場合、彼は無制限FAになるでしょう。
この夏に延長契約するか、来年の夏に40,00万ドルを上限にして他のチームにサインして移籍するか、スパーズと再契約するかの選択肢があります。
詳しいサラリーは下記に書いてあります.
スパーズがDejounte Murray(22)、Derrick White(24)、Lonnie Walker IV(20)、そして♯29のKeldon Johnson。 DeRozanが今後オフェンスのエースを続けることができるかどうかはわかりません。
ネガティブな要素もあります。
Advanced Stats を比較するとDeRozanとほぼ同じ時間プレーしているAldridgeが、On/Off、特にNetRtgで上回っています。
また今シーズンのUsage Rate(チームの総ポゼッション数のうちそのプレイヤーがFGA、AST、TO等で関わっている割合)が27.6と高く、Westbrook並みです。
ミッドレンジ、リム、フリースローのラインで得点を獲得しましたが、時代を逆行しあまり効率的とはいえず、3ポイントが課題です。
今29歳で3ポイントを多投する可能性は高くはありません。彼はまたプレイメイカーの一人ですが、ディフェンスに不安があります。
今後のプランをいくつか挙げてみました。
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この夏に契約延長を行う。
もしくはPOを行使して2021年まで残留。
29歳になるとこの延長により、34歳まで契約を結ぶことになり、DeRozanの残留が次の5シーズンにわたって保証されます。
また、DeRozanが来年の夏にFA市場にてMax契約のオファーを受けられないというリスクもなくなります。
Spursは7月6日から4年間の延長契約にDeRozanを締結することで、これを防ぐことを試みることができます。
そうすることで、チームは彼のプレーヤーの選択肢を取り除き、彼のサラリーを120%増やすことができます。
延長の初年度(2020~21年シーズン)には3,330万ドルになります。
Bobby Marks氏によるとDeRozanがこの夏にスパーズと契約を交わした場合、または来年の夏に新しいチームから最大のオファーがあった場合のシナリオは、次のようになります。
Season(age) Spurs New Team
2020-21(31) $33.3 mil $40.6 mil
2021-22(32) $35.9 mil $42.6 mil
2022-23(33) $38.6 mil $44.7 mil
2023-24(34) $41.3 mil $46.7 mil
Total $149.1 mil $174.6 mil
他のチームがDeRozanにMax契約を提案できますが、その価値に見合うかどうかは不明です。
Spursは以前からコアになっている選手をキープし、FAで移籍させないようにすることに積極的でした。
これはTim Duncan、Manu Ginobili、およびTony ParkerのBig3のキャリアのさまざまな時期における事例であり、LaMarcus Aldridgeも最新の事例です。
エースの1人と見なされていますが、今シーズンのAll-Star、All-NBAを獲得できなかったため、リーグの地位はやや低下したのでMax契約の提示でなくても延長できる可能性もあります.
延長契約せず制限なしFAになる前にトレードで放出。
SpursとDeRozanが今年の夏に契約延長について話し合うことが出来ます。合意に至らなかったならば、トレードのうわさは熱くなるかもしれません。
ESPN.comのMarks氏とBrian Windhorst氏がすでにレイカーズの噂を嗅ぎ付けています。
レイカーズがFAで獲得する場合に備えて、DeRozanの名前を候補に挙げています。
レイカーズはシーズン中に成績が伸び悩んだ場合、トレードを通してスター級のプレーヤーを3人揃えようとすると思います。
DeRozanが契約延長について合意に達することができず、無制限FAになるというサインがあるとしたら、レイカーズと交渉してDeRozanをタダ同然で失う可能性が高まる前に、今すぐDeRozanとドラフト指名権を手に入れようと試みるかもしれません。
ペイサーズとトレードのうわさが上がりましたね。
Spurs rumors: San Antonio may shop DeMar DeRozan to clear cap space
まぁPopさんはそんなことをしないと思いますが。
来シーズン終了後制限なしFAとなり、スパーズ残留か他のチームと契約するか選択する。
Spursとの契約延長にサインしないと、来年の夏にSpursとのより有利な5年契約を締結するか、他のチームとのより有利な4年契約にサインする機会を得ることができます。
それはまたDeRozanに彼がプレイしたい場所を選ぶ機会を提供します。
以前FAになった時は、ラプターズと契約することを選びましたが、スパーズでプレーする選択肢はありませんでした。
もし彼が今年の夏に延長を得られなければ、彼は別のチームとの交渉を開始するかスパーズにとどまることを決心することを選択するでしょう。
おわりに
また来年夏にBryn Forbes、Marco Belinelliが無制限FAとなります。
サインする額に応じて大きなキャップスペースを持つことになります。
静かなオフシーズンとなるはずですが、DeRozanとスパーズが契約延長に向かっていないという何らかの兆候が出た場合、トレードの噂が過熱するでしょう。
近いうちに将来若手のコアにシフトするか、現在のエースのまま行くのか選択を迫られるでしょう。
管理人の意見としては
Bobby Marks氏の契約延長の案には消極的です。
これでは高すぎますし、サラリーキャップを圧迫してヤングコアの契約に支障をきたします.
スペーシングを意識して3ポイントが打てるようになり、スタイルの変更が上手くいく見通しがあるならば検討する必要がありますが、期間が長く不良債権化する可能性が非常に高いです。
ホワイト、マレーどちらかの契約をあきらめないといけなくなるでしょう。
Max契約は他のエース級の選手と比べても厳しいと思います。
延長契約をするならDuncanのように減額を受け入れてサラリーの余裕を持たせることができれば最高ですが。
(4年80〜90Mくらい)
またDeRozanの契約延長についてはまだ検討中とのことです。
スパーズは来年の6月30日までにデローザンと延長契約に署名する必要があるため、フルシーズンの猶予があります。
来シーズンの内容によって判断されると思いますが、高額になりそうなら若手コアの再契約に尽力したほうがいい気もします。
ステップアップを信じたいですね。
来シーズンのパフォーマンスで判断してよっては、トレードも一つの手だと思います。
でもスパーズの優秀なフロント陣なら上手くやってくれると信じています!
画像引用元:
Spurs’ DeMar DeRozan ‘possibly could be on the trade block’ to Lakers
引用元:
The Extension Options for the Spurs and DeRozan – Project Spurs
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