今回のスパーズ通知表はヤングコアの中心的な存在、デリック・ホワイトです
昨シーズンの通知表はこちらから
今シーズンの成績
26歳のホワイトは36試合に出場し平均29.6分の出場時間で、平均15.4ポイント3.0リバウンド、3.5アシスト、1.0ブロック、FG成功率41.1%、3P成功率34.6%、FT成功率85.1%でした。
ベストゲーム
ホーネッツ戦です。
4Qに試合を支配して相手の戦意を喪失させました。
良かった点
際立った影響力
ホワイトは他のチームのファンからするとマイナーな存在なのかもしれませんが、 現在のスパーズで一番影響力がある選手です。
昨シーズンはキャリアハイの平均得点を記録しました。
ガードとして必要なスキルをほぼ全て持っています。
特に素晴らしい能力はディフェンス能力です。
マッチアップ相手から多くのテイクチャージと ブロックを量産しました。
ホワイトの2.9%というブロック率はシューティングガードでトップクラスの数字です。
また今シーズン25分以上プレイした選手の中で マッチアップ相手がリム周辺で 打ったシュートに対して成功率を55%未満に抑えている選手は14人しかいません。
ホワイトはその中の一人です。
ホワイトとマイルズブリッジス以外全員 ビッグマンです。
またオフェンスでもボールハンドラーとしてゲームをコントロールしながらも、積極的にアウトサイドシュートを打つことができる貴重なオプションでした。
評論家からは過小評価の象徴と評価されています。
ホワイトの影響力は数字に表れています。
ホワイトがプレイしている試合は100ポイントあたり+5.1ポイントの評価ですが ホワイトが不在の時は-3.4ポイントです。
ちなみにホワイトもマレーもフロアにいない場合のネットレーティングは-25.7です
ホワイトが足首の怪我でシーズン終了が決まってからスパーズは4連敗しました。
リーダーシップもマレーとともに学んでいます。
改善が必要な点
不運とケガに泣く
オーランドバブルのブレイク後で期待されたシーズンでしたが、多くの不運がホワイトを襲いました。
シーズンの半分の試合しか出場できませんでした。
開幕から数試合はオフシーズンに手術した足指の影響で欠場しました。
ケガから復帰後の試合で再び足指のケガで離脱して長期離脱となりました。
復帰後はホワイトが徐々に調子を上げていくと同時にチームの調子も上向きになっていきました。
しかしコロナウイルス感染のために再び数試合欠場しました。
その後徐々にコンディションを上げていましたが、プレーオフを争うシーズン終盤には足首の怪我でシーズン終了となりました。
ホワイトのケガともにスパーズはPO争いからも遠のいていきました。
実力は十分に発揮していましたが、コンディションが上がってきたら欠場してしまい、最後までコンディションを保つことができない不運なシーズンとなりました。
総合評価
総合評価:C-
昨シーズンのホワイトはシーズンの重要な局面でコロナや怪我に見舞われ、本当に不運なシーズンとなりました。
多くの欠場でコンディションを保つことが難しく、不本意なシーズンとなりました。
ホワイトがいれば…と思える試合が多くありました。
健康にプレーすることができればオーランドバブルのように、飛躍することができると信じています。
今後の展望
ホワイトは昨シーズンの開幕前に延長契約を結びました。
マレーとともに2枚看板で数年は戦っていく、というチームの姿勢が見られました。
来シーズンからはマレーホワイトを中心とした若いチームに生まれ変わります。
攻守両面で質の高いプレーができるホワイトは貴重な存在です。
NBA有数の2wayプレーヤーとして.NBA 全体で認知されるようなプレイヤーになってほしいです。
そのためにも来シーズンは健康を維持することを最優先に、コンディションを整えてほしいです。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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コメント
コメント一覧 (1件)
お気に入りのホワイトですね❗️ファニーなルックスに似合わずエグいディフェンスと引き出しの多いオフェンス力持ってるのにホントに過小評価されてますよね❗️来季こそ健康を維持して大ブレイクして欲しいです。
えっ、スパーズの4番付けてる選手スゲー上手いじゃん❗️イイじゃん❗️ってみんなに思って貰いたいな~。