クリス・ポールがサンアントニオ・スパーズに加入してから3試合が経過しましたが、ここまでの成果は賛否が分かれる状況です。
シーズン開幕戦でダラス・マーベリックスに敗れたものの、ポールは明るい要素のひとつとして活躍しました。しかし、スパーズがロケッツとの再戦で敗れたことから、明るい話題が続いているわけではありません。
ポールのベテランとしてのリーダーシップは、早くもチームにプラスの影響を与えています。
ポールがコートに立つと、スパーズのプレーには若手中心の時には見られない「組織力」と「統制」が生まれます。若い選手が多いスパーズのチームには、この落ち着きが欠かせません。
ポールのパフォーマンスと課題
ポールのパフォーマンスは一見良好に見えますが、詳細なデータに目を向けると別の一面が浮かび上がります。
ポールの試合貢献度を示す「ネットレーティング」は、初戦から-22という低さを示しており、特にOF効率が95.8と低く、DF効率も117.8と改善の余地があります。ポール自身も試合後に「最初は上手くいかなかった」と振り返るほどです。
特にロケッツとの再戦では、ポールは16得点を挙げたものの、アシストはわずか3本で、ターンオーバーも3回と、まだバランスを欠いたプレーが見受けられました。
初期の苦戦は心配無用
これらの早期の苦戦が気になるところではありますが、過度に心配する必要はありません。スパーズはまだシーズン開幕から3試合、合計144分の試合時間しかこなしておらず、この短いデータだけで結論を出すのは時期尚早です。例えば、ビクター・ウェンバンヤマも今のところポールに次ぐ低いネットレーティングですが、データが少なすぎて意味のある評価とは言えません。
スパーズはまだ本来の姿には程遠く、デビン・ヴァセルがチームに復帰することで、攻守両面でさらにパフォーマンスが向上する見込みです。また、今後はポールと若手のステフォン・キャッスルとのバックコートコンビがどのような相乗効果を生むかも注目されます。
現時点での結論は焦らず、チームが11月初旬までにフルメンバーを揃え、1か月後に再評価するのが賢明です。その頃には、ポールとスパーズがどのように成長を遂げたかが明らかになるでしょう。
引用元:Air Alamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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