ハリソン・バーンズの過小評価されている強みとは？

サンアントニオ・スパーズがデマー・デローザンをサクラメントに送り出すために手助けしたのは、少し奇妙なトレードでした。

というのも、スパーズがするべきことは、キングスがハリソン・バーンズを移籍させるための受け入れ先を提供するだけだったからです。このような立場にいることは、非常に有利な状況です。

バーンズはベテラン選手ですが、コート上で影響力を持たないわけではなく、彼の出場時間がチームの勝利に貢献するでしょう。

このトレードの中心となったのはデローザンであり、それは当然です。

デローザンは6度のオールスター選手であり、キャリア平均20得点を誇るスコアラーです。デローザンはチームの中心として何度もプレーオフに導き、ラプターズをイースタン・カンファレンス決勝まで進めた実績もあります。

今オフシーズンで最も注目されたのはクリス・ポールの獲得です。彼は若手選手の成長を助け、ウェンバンヤマのプレーをより簡単にする存在とされています。

しかし、バーンズの実力がこのトレードでは見落とされています。今こそノースカロライナ大学出身のバーンズがスポットライトを浴びる時です。

バーンズの見逃されがちな強みとは

バーンズは驚くべき活躍でファンを驚かせるでしょう。

昨シーズン全82試合に出場しました。

「最高の能力は、出場できること」という格言がありますが、バーンズはキャリアを通して試合に出続けています。

しかし、スパーズファンを興奮させるのは彼の出場だけでなく、そのスキルです。昨シーズン、バーンズの平均得点は12点でしたが、それはキングスの層の厚いチームで3番手や4番手、時には5番手としての役割をこなしていたためです。

それでもバーンズは10試合で20得点以上を記録し、3試合で30得点を超えるパフォーマンスを見せました。特に、彼をドラフトしたゴールデンステイト・ウォリアーズとの試合では、キャリアハイの39得点を叩き出し、3ポイントを12本中7本成功させました。その試合では、彼が得点を重ねるにつれ、チームは彼にボールを託し続けました。

バーンズは203センチで、フィジカルも強いです。彼は多彩な得点パターンを持ち、ノースカロライナ大学時代からミスマッチを活かして得点してきました。ポストプレーでどちらの肩でも得点でき、ゴール下でフィニッシュし、ジャンプシュートを決め、トリプルスレットからの攻撃もこなせます。こうしたプレーは、彼のハイライト映像で確認できるでしょう。

アイオワ出身の彼は、昨シーズンに堅実な役割を果たしたジュリアン・シャンペニーよりも大きな戦力アップです。

シャンペニーは良い仕事をしましたが、バーンズのような爆発的な得点力はありません。

バーンズはチームの必要に応じて自分の役割を柔軟に変えることができる選手であり、それがチームにとって非常に貴重なスキルです。

引用元:Air Alamo