NBAにおいて優れたチームディフェンスを構築することは簡単なことではありませんが、 現代NBAには多くのことが必要になりました。
シュートレンジの拡大や、多くのボールスクリーンが中心となったポジションレスラインナップの時代には必要なことです。
ここ数年のサンアントニオスパーズはディフェンス力が劣るベテラン勢を放出し、よりペリメーターディフェンスで存在感を発揮する選手を優先的に起用していましたが、ディフェンスレーティングはあまり改善できていませんでした。
対人ではある程度守ることができたとしても、 ローテーションがうまくいかない場面が目立ちました。
昨シーズンのディフェンス戦略は?
2021-22シーズンのディフェンスプランとしては、リムプロテクターのヤコブをペイントエリア周囲に配置し、相手にドライブをさせてタフショットを打たせる戦術を軸に戦ってきました。
ただシーズンが進むにつれて、うまくいかなくなりました。
特にヤコブが スクリーンでスイッチされペリメーター付近まで出されると、 ペイントエリアが守りが薄くなりでうまく守ることができませんでした。
その改善策として期待できる一人の選手がいます。
ソーハンが堅守復活のカギに?
2022年のドラフト9位でスパーズが指名したジェレミー・ソーハンです。
ソーハンは206cm、WS:213cmと素晴らしいボディフレームと機動力を兼ね備えており、空中戦でも非常に強いです。
スパーズのパワーフォワードのポジションに自然にフィットすることができます。
大学では1番から5番のポジションをすべて守ることができる選手として、高い評価を得ていました。
ディフェンスが大好きなソーハン
ソーハンは常に動き続けディフェンスに重点を置いて取り組み、競争を非常に好む選手です。
ソーハンはベイラー大学での1年目のシーズンで多くの役割を手にしました。
ソーハンはポストでビッグを守り、ペリメーターではガードを守っていました。
ペリメーターでも優れた機動力を生かして、クイックネスがある選手でもしっかりついて行っていました。
これだけのサイズで横方向へのクイックネスを持つ選手はほとんどおらず、NBAのエリートなフォワードやウィングを守ることに関して理想的な選手です。
機動力に加えてペイントエリアではフィジカルの強さを発揮しています。
ペイントエリアで接触を嫌がらず、ハードワークをすることができます。
体勢を崩したとしてもすぐに切り替えることができます。
フットワークが軽く、リバウンドや シュートチェックに素早く切り替えることができます。
ソーハンがスモールラインナップの5としてプレーできることは十分考えられるでしょう。
またソーハンの素晴らしい武器はディフェンスでの、コンテストショットの威力です。
ソーハンは3ポイント、ミドルレンジ、レイアップ、フローターなどのオフェンスのパターンに関係なく積極的にシュートチェックに入ります。
また相手のパスコースに入り積極的に手を出したり、コーナー3のコースをインターセプトするなど、オフボールでの活躍も見逃せません。
誰がシュートチェックに行けない状況でも、ローテーションを呼んで素早くシュートチェックに行くことができます。
ソーハンのディフェンスの能力とIQと熱量の高さは、今年のドラフトでトップといっても過言ではありません。
チームの相乗効果に期待
特に現在のサンアントニオのフロントコートは、オフボールディフェンスで存在感を示すことができる選手がいません。
ケルドンはパワーフォワードのポジションとしてはサイズで劣ることが多く、マクダーモットもディフェンスが得意ではありません。
マレー、ヴァセル、ヤコブが素晴らしいディフェンダーであることは周知のことですが、サンアントニオのディフェンスはオフボールで課題が多く、うまく改善できていません。
ソーハンはまだ若くルーキーシーズンからディフェンスを支配することは難しいと思いますが、フロントオフィスはソーハンのディフェンスでの助けを必要としています。
引用元:Air Alamo
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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コメント
コメント一覧 (1件)
近年は特にPOでディフェンスの重要性が増してるので、ソーハンには特に期待してます。来季は才能の片鱗と可能性を示して貰って、ニ年目から本格始動してもらう感じですかね。目指せBOSのディフェンス力!!