今日はアウェーでキングスとの対戦です。
レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。
試合結果
凱旋勝利ならず。
試合内容
序盤フォックスは試合開始直後に左サイドからのミドルショットを沈め、サクラメント復帰戦を勢いよくスタートさせました。またかつてキングスに所属していたバーンズも序盤からコーナースリーを次々に決めリードします。
またスパーズはディフェンスで集中力を見せ、キングスにわずか20点しか許さず、1Q終了時点で26-20とリードを奪いました。オフェンス面ではキャッスルが9得点を挙げ、積極的にリムを攻め続けました。
2Qに入ると、キングスのインサイドの強さがスパーズに重くのしかかりました。ほぼ毎回セカンドチャンスを得る状況が続きました。スパーズはヴァランチュナスへのダブルチームを試みましたが、これが裏目に出てキングスにワイドオープンスリーを許してしまいます。
特にラヴィーンはこのQだけで16得点を挙げ、前半で18得点と爆発。スパーズのオフェンスはキングスの勢いについていけず、前半終了時には42-56と14点ビハインドで終了します。
後半開始直後、キングスはアウトサイドシュートが止まらず、一時は27点差まで広がりました。
しかしスパーズのベンチメンバーであるキャッスル、ソーハン、ケルドンが試合のペースを引き上げ、粘り強いプレーを見せました。エネルギッシュなディフェンスと速い展開で徐々に点差を縮めましたが、Q終盤にカーターが連続で5得点を挙げ、キングスが再び95-76とリードを広げて3Qを終えました。
スパーズは4Qで奇跡的な逆転劇を目指し、開始2分間で9-2のランを見せ、点差を12点にまで縮めました。この勢いにキングスはたまらずタイムアウトを要求しました。
しかし、ここがスパーズの限界でした。
キングスはその後も着実に得点を重ね、最終的に109-127でスパーズは敗れました。
試合の印象
パーズにとって痛い敗戦となりました。特に2Qの失速が試合の流れを大きく左右しました。
オフェンスではボールムーブメントが停滞し、ディフェンスではリバウンドをことごとく許してしまいました。
結果、前半だけで10本のオフェンスリバウンドを奪われ、20点ものセカンドチャンスポイントを献上しました。
また、今シーズンを通じて続くリバウンドの課題が今回も浮き彫りになりました。
リバウンド数は46-65と大差をつけられ、特にオフェンスリバウンドは16本も許してしまいました。
スパーズはチーム全体でボックスアウトが不十分で、ルーズボールへの反応も一歩遅れていました。
こういった細かいプレーの積み重ねが勝利への道を左右することを痛感させられました。
キャッスルは好調をキープ
この試合のプレーヤー・オブ・ザ・ゲームはキャッスルです。
25得点、3アシスト、2リバウンドを記録し、ルーキーとは思えない堂々としたプレーを披露しました。
直近5試合で4回目の20得点超えとなり、その効率の良いシュートが今後のスパーズにとって心強い材料となるでしょう。
フォックスにとっては古巣キングスとの因縁の対決でしたが、16得点、8アシスト、4リバウンド、1スティールに終わり、シュート成功率は6/17と苦戦しました。
ファンからは試合前のビデオトリビュートでは拍手が送られましたが、試合中にボールを持つたびにブーイングを浴びるなど複雑な雰囲気が漂っていました。
今後のスパーズは、若手の成長にフォーカスすることが重要です。キャッスル、ヴァセル、ソーハンなどに多くの出場時間を与え、次のシーズンに向けて経験を積ませる必要があります。
次戦に向けて、スパーズのさらなる進化に期待したいです。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
【元NBA選手渡邊雄太、書籍発売中!】
YouTubeもやっています。
皆さんのおかげで継続できています!
たまにポチっとお願いします!

NBAランキング
ブログ村

にほんブログ村
コメント