NBAシーズンもついに終わりましたね。
早くドラフトがみたいです。
マッツです。
スパーズ通知表10人目です。
今回はスカイウォーカーことロニー・ウォーカーⅣです 。
今シーズンの成績
21歳のロニーは61試合に出場し平均16.2分の出場で6.4ポイント、2.3リバウンド 、1.1アシスト、0.5スティール、FG成功率42.6%、3FG成功率40.6%、FT成功率72.1%を記録しました。
ハイライト
ベストゲームはGAME22ロケッツ戦です。
22点ビハインドから逆転勝利をつかみ取りました。
キャリアハイの28得点を記録しました。
良かった点
スパーズに新しい風をもたらした
シーズン開幕前、サマーリーグで頭角を現して、早速ローテーションに入ると予想されていました。
しかしシーズン序盤は起用されず、出場しても積極性を欠いたプレーをしてポップに叱られた試合もありました。
その悔しさをばねに少しずつディフェンスでアピールをして徐々にポップの信頼を勝ち取っていきました。
シーズン中盤からはローテーションの一員となりました。
チームに必要なペリメーターディフェンス力、 アウトサイドシュートで貢献しました。
またオーランドバブルではスターターに定着しました 。
ペースの速いバスケットボールに方針が変わってから身体能力を活かして快適にプレイしているようでした。
長時間起用された試合では結果を残しました。
ロニーが30分以上プレイした4試合ではスパーズは3-1でした。
ロニーはその4試合で平均18.3ポイントを獲得しました。
改善が必要な点
オフェンスのスキルを磨く必要
ロニーの分析に関してはシーズン中度々記事にしてきました。
詳しい分析は下記の記事に書いていますが、
主にフィニッシュスキルの取得、判断力の改善が必要です。
リム周りでは接触を避けてドライブをしていたため、よくブロックを浴びていました。
また試合によって波が激しいことも挙げられました。
対戦相手に優秀なリムプロテクターがいた場合は得点力が低下していました。
本人も自覚しており、一貫性を持ちたいと自己分析はできています。
プレーの相性が分かれる
新身体能力を活かして アップテンポなバスケットを得意とするロニーですが ハーフコートを主体としたスローなオフェンスがまだ苦手のようです。
ラインナップ別のネットレーティングを参考にすると明らかです。
ロニーは相性がはっきり分かれておりパティやケルドン、ヤコブなど運動量の多い選手とは相性が良いです。
しかしユーバンクスやオルド、フォーブスのようなハーフコートオフェンスが主体の選手には相性が悪いようです。
この結果からロニーはやはりオフボールムーブが課題のようです。
マイアミ大学時代はスポットアップシューターとしての役割が主だったため、ドライブや判断力、オフボールムーブはまだ学んでいる段階だと思います。
課題は多いですが、ロニーはまだ21歳です。
伸びしろがたくさんあります。
ロニーは現在まで精神的にタフなことが連続の人生でしたので、必ず乗り越えると信じています。
総合評価
総合評価:C
首脳陣の信頼を勝ち取るまで時間はかかりましたが、チームのプロセスに沿って着実に成長していると思います。
オーランドバブルで課題も明確になったので、 来シーズンは更なる飛躍が期待できるでしょう。
今後の展望
来年はスパーズで3年目になります。
オフシーズンは課題を克服するためにトレーニングに取り組んでいるようです。
このまま順調に成長することができれば、来シーズンはより大きな役割を手にするでしょう。
ポポビッチHCの信頼を得てボールを持つ時間が増えて開花すれば、ドノバン・ミッチェルのようにオフェンスの起点となる可能性があります。
新生スパーズのヤングコアの中でオールスターになるポテンシャルが1番高い選手だと思います
スパーズの中で一番見ていてワクワクする選手です。
ロニーの覚醒を楽しみに待っています!!
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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