サンアントニオスパーズのポイントガード、パティミルズはチームが必要とした時にキャリアベストのシーズンを過ごしました。
しかしプレーオフの逃したスパーズはベテランの選手たちをトレードするのでは?という噂が度々あります。
コート内外で疑う余地のないリーダーであるパティはコートでプレーしている時はチームにエネルギーを与え、ベンチではリーダーシップを発揮し積極的にアドバイスをしています。
オーランドバブルでパティはベンチに座りチームメイトをサポートする、というスパーズ加入当初の役割に戻りました。
パティの今シーズンの素晴らしい活躍を考えるとこれは不自然に感じました。
彼はキャリアで2番目に高いFG成功率で 平均11.6ポイントはキャリアハイを達成しました。
パティの契約は?
パティの契約は残り1シーズンしか残っていません。
そのためパティをトレード候補とみなすのは理にかなっています。
彼はまだ32歳とまだまだプレイができる段階です。
しかしスパーズは現時点ではチャンピオンシップを争えるチームになるにはまだまだ時間がかかります。
パティは再びNBA チャンピオンシップを争うチームでプレーすることも選択肢のひとつです。
チームに残るか移籍するか二つの選択肢が 来シーズン見え隠れするでしょう。
パティは構想外?
パティをオーランドバブルで起用しなかった理由は若手育成の時期であったためです。
ヤングコアはパティの役割を引き継ぎ、 NBAのプレーオフ争いに対しても戦うことができていました。
その経験はオーランドバブルで最高のネットレーティングのチームが一つになっただけではなく、サンアントニオスパーズの将来への希望の象徴に繋がりました。
そこでパティは構想外となった?と憶測がありましたが、そうではありません。
オーランドバブルでは出場時間は短いながらも、確実にチームに貢献する働きぶりでした。
またヤングコアに積極的に声をかけアドバイスをしていました 。
パティは2014年のチャンピオンシップチームの闘志を体現しています。
個人の成績よりもチームの成功を優先する利己的でないプレイヤーであるパティはスパーズ文化の完璧な模範となっています。
パティはこのチームに所属するプロセスをガイドするために必要なメンターです。
優勝チームの プロセスを再現するものは簡単ではなく、優勝チームはメンバーはほとんどいなくなっています。
パティはサンアントニオを故郷だと話す貴重な文化の継承者です。
今後の判断は本人次第
最終的にスパーズとパティの将来についての決定はパティ本人に委ねられるべきです。
来シーズン以降パティは魅力的なトレード候補になり、その後FA候補に入ります。
パティがタイトルを争うために他チームからオファーを受けることは当然のことです。
パティがNBA キャリアの最終段階でそれを追求したいのであれば彼はそうするべきですし、 これまでの功績を称えて その決定をファンとチームは尊重すべきです。
そうは言ってもスパーズの組織は合理的な契約に戻すことを躊躇してはいけません。
スパーズもチャンピオンシップを争えるチームとして若手を育成して好成績を残して、有名なフリーエージェントをサインするように動くべきです。
そうすることでパティは安心して再契約することができるでしょう。
次のシーズンに関してはスパーズは物事をどのように判断するか本当に分かりません。
ロスターには多くのガードがいて、パティの配置はまだ決まっておりません。
それでもスパーズには試合の流れを変えるインパクトのあるバックアッププレーヤーが必要です。
パティも今シーズンと同じ役割で復帰することを期待されています。
ヤングコアを優先するにしてもパティの役割は勝利のために必要です。
競争力を維持することはスパーズ文化の一部でありそれがパティが来シーズンに再びプレイすることに必要な理由です。
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