2024年のNBAドラフトの4位指名で、スパーズはコネチカット大学(UConn)のステフォン・キャッスルを選びました。
キャッスルは以前からスパーズとの縁があり、4番目の指名に最有力とされていました。
キャッスルはエリートディフェンダーであり、ポイントガードも務めることができる2wayプレイヤーとしての可能性が高いとされています。
主な弱点はアウトサイドシュートですが、それを補う高い将来性を持っています。
キャッスルは優れた運動能力を持ち、複数のポジションを守る強さがあります。彼の最大の強みはディフェンスと競争心です。
シーズンを通じて相手のガードを厳しく守り、大きな選手にスイッチしても対応できました。ハンドラー相手を混乱させ、スクリーンをうまく避け、ボールハンドラーの前に立ちはだかる動きを見せます。
キャッスルのサイズはペリメーターを妨げ、パスコースを遮るのに役立ちます。
ディフェンス能力に加えて、キャッスルは高いモチベーションと勝利へのメンタリティをチームにもたらします。
ウェンバンヤマが勝利を最優先する熱心な競争者であることが証明されているように、キャッスルも同様の評価を受けています。
スパーズがプレーオフに復帰するためには、キャッスルのようなカルチャーブースターが必要です。
オフェンスでは、キャッスルはハスキーズのためにコート全体でプレーしました。
UConnのヘッドコーチ、ダン・ハーレイのオフェンスは、プレイヤーの多才さ、スクリーンプレー、ボールムーブメントに大きく依存しています。
5つ星のリクルートであるキャッスルは、このシステムに順応し、主なボールハンドリングの役割を譲りました。
オフボールカッターやスクリーナーとして活躍し、オフェンスを支えました。
スパーズのボールムーブメントを重視するオフェンスにもぴったりフィットします。
最大の疑問は彼のシューティング能力です。
大学では3ポイントシュート成功率が26.7%に過ぎませんでした。
ペイント内でのフローターやプルアップのタッチは、彼が最終的にシュートできる可能性を示しています。
フリースローラインでの成功率が75.5%であることも、彼のジャンプショットが完全に壊れていないことを示しています。
サンアントニオのシューティングコーチ、ジミー・バロンはソーハンやトレ・ジョーンズのようなノンシューターのシュート改善に成功しているようで、キャッスルのジャンパーの開発に取り組むでしょう。
シュート力の弱点にもかかわらず、キャッスルはスパーズにとって完璧なフィットです。
彼はディフェンスができ、ムーブメント重視のオフェンスでのプレー方法を知っており、勝利の実績があります。
彼はウェンバンヤマと攻守で良いシナジーを持っています。
この指名は、ウェンビーを中心に長身でディフェンスに優れたチームを構築しようとしていることを示しています。
8位指名権:ロブ・ディリンガム⇒トレード
またスパーズは8位指名権で、ケンタッキー大学のガード、ロブ・ディリンガム指名しました。
2人目のガード指名に関係者やファンは驚きを隠せませんでしたが、すぐさま新しい情報が入りました。
ミネソタ・ティンバーウルブズへ2030年の1巡目指名権を交換する権利と、2031年のトップ1保護付き1巡目指名権と共にトレードしました。
スパーズがこの指名をトレードすることについては、ロスターの空きが少ないことや、将来のドラフトでの多くの指名権を見据えてのことと予測されていました。
良い動きになりました。
今夜のスパーズの動きは1巡目指名権を含む別のトレードがない限り、これで終わりです。
しかし、明日の日本時間午前5時から始まるドラフトの2巡目もお見逃しなく。
スパーズは35番目と48番目の指名権を持っています。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
【愛用中のコスパ最強イヤホンです!】
YouTubeもやっています。
皆さんのおかげで継続できています!
たまにポチっとお願いします!
NBAランキング
ブログ村
にほんブログ村
コメント