スパーズ対レイカーズ戦が延期。歴史的な山火事が影響

2025年1月12日

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サンアントニオ・スパーズは、日本時間1月12日にロサンゼルスで予定されていたレイカーズとの試合が延期されたとNBAが発表しました。

地域を襲っている歴史的な山火事が原因で、代替の日程はまだ決まっていません。なお、2チームは火曜日に予定されている2連戦の第2戦を行う予定ですが、変更の可能性もあります。

同様に日曜日に予定されていたクリッパーズ対ホーネッツ戦も延期されました。

NBAは声明で「試合の延期により、山火事対応へのリソースが分散されることを防ぐ」と説明しています。

他のスポーツイベントにも影響広がる

山火事の影響で、他のスポーツイベントにもスケジュール変更が相次いでいます。

スパーズは現在ロサンゼルスに滞在中ですが、消防隊が山火事の収束に努めています。

火災は火曜日からサンフランシスコより広いエリアを焼き、1万棟以上の住宅や施設が被害を受けています。

ウォリアーズのスティーブ・カーHCの幼少期の家も焼失しました。

強風が事態を悪化させましたが、土曜日には風が弱まったことで鎮火に向けた進展が期待されています。

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被害拡大と安全対策

この火災では少なくとも10名が命を落とし、多くの地域が壊滅的な被害を受けています。

最も大規模な「パリセーズ火災」はロサンゼルス史上最悪の被害をもたらし、その原因は未だ不明です。

レイカーズの本拠地であるCrypto.comアリーナは、最寄りの火災現場から32km離れていますが、スパーズは安全対策として宿泊先をサンタモニカからダウンタウンに移動しました。

日曜日にはアリーナで1時間ほどチーム練習を行いました。

With so much in a state of flux, Spurs controlled what they could control with an hour-long workout at https://t.co/3WlBRo8dCV. pic.twitter.com/zSFuMi2zgD
— Tom Orsborn (@tom_orsborn) January 11, 2025

一方、スパーズのミッチ・ジョンソン臨時HCは木曜日に「非常に悲惨な状況だ」と述べ、試合の延期についてはリーグや市の関係者と連携して決定されると説明しました。

レイカーズのJJ・レディックHCは、自身の自宅を火災で失ったものの「試合を予定通り行いたい、可能であれば同行するつもりだ」と強調しました。

JJ Redick on potentially playing tomorrow vs. San Antonio: “I want to play tomorrow. I want to coach tomorrow. I want these guys to play tomorrow. And if we can play, we’ll play.” pic.twitter.com/UJWQXDj0wh
— Jovan Buha (@jovanbuha) January 10, 2025