NBAドラフト2019 スパーズの指名は?

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6月20日(木)にNBAドラフト2019が開催されました。

 

 

 

スパーズのことに触れる前に、

 

 

 

八村選手が9位でウィザーズに指名されました‼

 

 

日本人史上初のことで、どれだけすごいことか表現するのが難しいです。

 

 

例えるなら、大坂なおみ選手の全米オープン制覇くらいの衝撃ですかね。

 

 

名前を呼ばれたときは、鳥肌が立ちました。

 

おめでとうございます!日本人の誇りです。

 

 

 

 

ちなみに

 

ワシントン・ウィザーズは、今シーズンは32勝50敗でEast11位、Wall&Bealのバックコートコンビは破壊力抜群です。

 

ネガティブな要素として、

 

Wallがアキレス腱の怪我で欠場中で、しかも超高額なサラリーをもらって財政事情を圧迫しています。3年ほどは大きい補強ができず我慢が必要なチームです。

 

インサイドは元スーパースターのハワードがいます。

 

詳しい内容は以下のブログで紹介されています。

いい記事ですね!思わず読み込んでしまいました。

 

 

これから日本のバスケを背負っていく存在になります。

 

日本でバスケ人気が過熱することが間違いないですね!

 

 

 

本題に戻りまして、

 

スパーズは、

 

#19と#29(ラプターズ由来)#49の指名権を持っています。

 

 

 

スパーズがドラフトする選手のポイントは、

 

 

選手としての能力はもちろんですが、

 

コートビジョンや空間認知能力など、なかなか指導ができない能力が備わっているかどうか、

 

あとはこれまでの人生をどう歩んで困難を乗り越えてきたか

 

性格やユーモアのセンスがあるか、

 

これらの点が重要視されます。

 

私たちは試合やハイライトしか見れていませんが、スカウトは私生活やバスケへの姿勢、
人脈、家族まで調査します。

 

そこで問題があったらいくら能力が高くても、スパーズは絶対指名しません。

 

 

では、スパーズはどのような選手を指名したのでしょうか?

 

どうぞ!

 

 

 

 

目次

19位 Luka Samanic

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6-11 WS 6-10
クロアチア出身の19歳のPF。スパーズは15歳の時からリークしていた。

現在スロベニアリーグのPetrol Ljubljanaとユーロリーグでプレーしている。

 

Strength 

ボールハンドリングがよくプレイメーカー、アスレチック、そして複数のポジションをプレーするのにオールラウンドな能力が高い。

ペイントエリアでは多彩なスキルがある。

似合わないハンドリング力がありペネトレイトから得点を稼ぐ。

リバウンドも意識が高く、ハードワークを厭わない。

IQが高く適切な状況判断ができる。

 

Weakness

WSが208cmと少し短い。
線が細く今のままではNBAでは通用しない。

ディフェンスに対する意識が低い。

シュート力が安定していないため、安定したフォームに改善する必要あり。

 

トレーニング次第で改善できる項目が多く、フィジカルを鍛えてアウトサイドショットを身につけたら第2のKukoc、KPになる可能性あり。

 

ドラフトコンバインのハイライトです。

フィジカルはまだまだですが、ハンドリングがよく、判断が早くIQが高い印象を受けました。 よくリバウンドにも絡んでいるのが好印象です。

 

 

 

 

 

29位 Keldon Johnson

 

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6-6 WS 6-9

高校時代から注目され名門ケンタッキー大の1年生ながらスタメンで活躍していた選手。笑顔が素敵。

 

Strength

身体能力が高く、自分より大きな相手にも良いディフェンスが出来る。

チームのために献身的に働けて、運動量が多い。

自らORをもぎ取るような粘り強さがある。ルーズボール、ディフェンスの貢献が非常に高い。

チームメイト談だがリーダーシップも素晴らしく、若手中心のチームで中核になれる素質がある

 

フィジカルもNBAレベルに近くSFでの起用も可能。スキルに多様性もある。

 

 Weekness

 

ペイント周りでのフィニッシュのバリエーションが乏しく、フローターに頼る場面が多い。

SFではサイズ不足な場面が想定される。

オフェンスのオプションが乏しく爆発力は今のところない。

フリースローは要改善(70%)

 

 

ケンタッキー大では3rdオプションだったため、潜在能力が高い。

 比較対象として、Justice Winslowが挙げられている。

 

 

ディフェンス力は素晴らしい。サイドステップが早くスクリーンのかわし方もうまい。

 

 

身体能力が高い!

 

 

 

 

49位 Quinndary Weatherspoon

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6-4 WS 6-9

ミシシッピ州立大4年のSG。

 

Quinndary Weatherspoon – ¿Cómo Juega?

 

ウイングスパンが長く得点力があるSG。

シュート力があり、どこからでも点が取れる。

平均18.5ポイント、4.7リバウンド、および2.8アシスト3 ポイントは39.6%を記録している。

リバウンドが強い。

 

サイズ不足が懸念される。

 

正直に言うと情報があまりなく、これくらいしかわかりません。

 

コンバインではパスでも非凡なプレーが見られます。

 

 

ペネトレイトも鋭い。得点力が高い。
Quinndary Weatherspoon 2019 NBA Combine Highlights

 

総評

いや~いつ見てもドラフトは面白いですね。

LittleとBol Bolがここまで残るとは思いませんでした。

 

あと全体的にビッグマンの指名が下位になり、以前と比べて優先順位が下がったなぁと、少し寂しくなりました。

ウイングの時代ですね。

 

 

八村選手が指名されたときは鳥肌が立って涙が出てきましたね。

 

よかったよかった。

 

 

 19位でSamanicを指名したときは、まだ指名されていなかったロッタリー候補選手(Nassir Little、Brandon Clarke、Bol Bolなど)が残っていたので、

 

29位で指名できただろ!と少し怒ってしまいました…

 

周りのスパーズファンも当時はほぼそうでした。

 

 

 

ですが29位で上位の予想だったKeldon Johnsonを指名できたので、安堵しました。

49位は…さすがスパーズらしく誰!?ていう指名でした。

 

現地のドラフト評価サイトでは、スパーズの指名についてA判定が出てました。

 

将来を見据えた才能ある選手を指名できて、29位でKeldonを指名できたのはスティールになるだろうと高評価。

 

ちなみに一番ひどい評価だったのはサンズですね。F評価とか初めて見ました(笑)

 

PGが絶対必要なのに、6位指名権をウルブスに渡してPGを指名され、焦りながら1巡目下位の評価のSF、Cameron Johnsonを11位で指名したのには驚きました。

 

オーナーの無能さが有名なチームなので、再建にはまだまだ先が長そうですね。

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Samanicはコンバインでのプレーで完成度が思ったより高かったので、29位までSamanicが残る可能性が低く、ほかにもロッタリークラスの選手が29位まで落ちてきそうなので、早く指名したほうがいいと思ったのでしょう。

 

 

 

共通している点はハードワークができ、チームファーストのプレー選択ができる選手なのでスパーズらしい選択だと思いました。

また2人ともシュートが課題なのでインゲランドACが魔改造してくれるでしょう!

 

Derozan,LMAの後継者になりうる人材なので、5年後を見据えたいいピックだったと思います。

 

性格もよさそうですしフロントを信じます!

 

また今回ウイングの選手を指名すると思っていましたが、少しアンダーサイズのKeldon Johnsonだけで指名しませんでした。

 

今のロスターを整理すると、

PG:マレー、ミルズ
SG:ホワイト、フォーブス、ウォーカー
SF:デロザン、ベリネリ、Kジョンソン
PF:バータン、サマニッチ、メトゥ
  C:LMA、パートル

 

再契約が未定のGayは含んでいません。

 

こう見ると、若返りましたね。

昨シーズンと同じくSGが本職の選手がSFを務めないといけない状況です。

SGがかなり多いです。

ガードが多いことに越したことはないのですが、

このままではかなりバランスが悪いので、今後何かトレードの動きがあると思います。

 

特にベリネリ、バータン辺りがターゲットでしょう。

 

追記:Paui Garcia氏の表が分かりやすいです.

 

 

 

NBAはオフシーズンもネタが豊富です。

 

サマーリーグが楽しみです。

7/5開幕です。

 

 

 

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 2001年 28位 トニー・パーカー
    2002年 26位 ジョン・サーモンズ
    2003年 28位 リアンドロ・バルボサ
    2004年 28位 ベノ・ウドリー
    2005年 28位 イアン・マヒンミ
    2007年 28位 ティアゴ・スプリッター
    2008年 26位 ジョージ・ヒル
    2011年 29位 コーリー・ジョセフ
    2014年 30位 カイル・アンダーソン
    2016年 29位 ディジョンテ・マリー
    2017年 29位 デリック・ホワイト
    2019年 29位 ケルドン・ジョンソン
    スパーズが一巡目下位で指名した選手を調べてみたのですが、
    全員外れなしというSASのスカウトと育成力の恐ろしさを改めて認識させられました。
    ケルドンも2016年のマリーと同様、まるでSASに指名されるために降りてきたような運命的なシチュエーションを感じます。
    きっと彼も先輩たちのように良い選手になってSASを支えるような活躍してくれると思います!

  • コメントありがとうございます.
    改めてみるとすごいですね…息が長い選手が多いです。とても参考になります.
    今回のサマニッチ指名もトニー・パーカー指名したときを思い出します.当時も誰?何でヨーロッパ?て感じだったことを覚えています.長期間スパーズを支えて欲しいですね.フロントを信じています.

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