今日はホームでクリッパーズとの対戦です。
レギュラーシーズンの試合日程はこちらを参考にしてください。
試合結果
よく粘ったが・・・
試合内容
試合開始直後から、両チームのプレースタイルの違いがはっきりと表れました。スパーズはボールを回してオープンショットを作り出す一方で、クリッパーズはピック&ロールやホーンズセットを多用し、ミスマッチを生み出そうとしました。
スパーズのオフェンスを牽引したのは、バーンズとポールでした。次々と3ポイントシュートを沈め、チームの得点を伸ばしました。一方、ウェンビーがベンチに下がった際には、クリッパーズのズバッツがリバウンドで圧倒し、セカンドチャンスを活かして得点を重ねました。
それでもスパーズは粘り強いディフェンスを見せ、1Q終盤には連続スティールから速攻に持ち込み、リードを奪って2Qへと進みました。
クリッパーズは主力選手をベンチに下げましたが、選手層の厚さを見せつけました。バトゥームが3本の3ポイントを決め逆転を許します。
一方、スパーズはゾーンディフェンスを試みましたが、すぐに攻略されてしまいました。その間、スパーズのオフェンスは停滞し、シュート成功率が伸び悩みました。
前半終了時点で、スパーズは5点のビハインドで終了します。
後半に入ると、クリッパーズのレナードが試合の流れを支配しました。彼は連続してミドルシュートを決め、クリッパーズは14-2のランを展開し、一気に16点差をつけました。
しかし、スパーズもタイムアウト後に反撃を開始します。
ウェンビーが連続得点を挙げた後、さらに2本のブロックを記録し、会場は大いに盛り上がりました。
その勢いのまま、キャッスルがコーナーからの3ポイントを狙ったものの外れましたが、バーンズが同じ位置から成功させ、スパーズが試合に戻るきっかけを作りました。
スパーズは一気に二桁得点のランを決め、リードを奪い返しました。
4Qの序盤、ウェンビー、レナード、ハーデンがベンチに下がると、再びクリッパーズの選手層の厚さが光りました。彼らは8-0のランを展開し、リードを奪い返しました。
それでもスパーズは粘りを見せ、試合時間残り5分で再び競り合いに持ち込みました。しかしヴァセルのFTミス、ソーハンの3をためらうとスパーズのオフェンスが停滞します。
一方、クリッパーズはレナードやハーデンがミドルシュートや3ポイントを沈め、ズバッツもリバウンドで存在感を示しました。スパーズは勢いを取り戻すことができず、最終的に128-116で敗戦を喫しました。
試合の印象
スパーズは12日ぶりのホームゲームとなりましたが、勢いを取り戻すには至りませんでした。
クリッパーズは主力選手が万全の状態で臨み、特にレナードは出場時間の制限が緩和され、第4Qまでプレーしました。
前半は接戦でしたが、後半開始直後に16点のリードを許し、一時は苦しい展開となりました。それでも粘り強く戦い、一時は逆転にも成功しましたが、第4Q終盤に再びクリッパーズのオフェンスとリバウンドに圧倒され、惜しくも敗れる結果となりました。
ウェンビーは23得点、12リバウンド、4アシスト、3ブロックと好成績を残しましたが、試合の流れの中で波がありました。特に後半の入りで失速し、一度は持ち直しましたが、第4Qではオフェンスで十分な影響力を発揮できませんでした。
ズバッツとのマッチアップでは苦戦し、最終的にズバッツは21得点、22リバウンドという圧倒的なパフォーマンスを見せました。
リバウンド面ではスパーズが57-30と大きく劣勢でした。特にオフェンスリバウンドでは17本を許し、そのうち13本がズバッツによるものでした。このリバウンド差が、最終的にスパーズの敗因の一つとなりました。
この試合は、スパーズにとって課題が浮き彫りとなる内容でした。オフェンスの停滞やリバウンドの差を克服するためには、さらなる改善が求められます。一方で、ターンオーバーからの得点ではクリッパーズを上回るなど、良い点もありました。
スパーズは今後、連戦を控えており、特にウェンビーの疲労が懸念されます。
直近のパリ遠征と過密日程の影響もあり、コンディションを整えることが重要となるでしょう。オールスター前のスケジュールを乗り切り、チームとしてさらなる成長を遂げることが求められます。
引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries
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