現地時間7月22日、レギュラーシーズンの再開に向けてスクリメージ(練習試合が)開幕しました。
サンアントニオスパーズは現地時間7月23日にバックスとの対戦を控えてます。
NBAのプレイヤーはプロのアスリートですが、ここ数ヶ月間チームメイト以外の 5対5のゲームから遠ざかっていました。
おそらく通常のパフォーマンスを披露するまでに時間はかかります。
しばらくはターンオーバーとシュートミスは大目に見ることにしましょう。
ここで明日からのスクリメージで注目するべきポイントを3つ紹介します。
フロントコートのパフォーマンス
スパーズはフロントコートで出場時間が長かった2人、オルドリッチとライルズの欠場が決定しています。
今シーズンフロントコートのパフォーマンスは最高の状態ではありませんでした。
完全にロスターが変わったフロントコートはどのようにローテーションをして、どう影響するか、確認する絶好の機会になります。
フロントコートだけではなくチーム全体での取り組みになるでしょう。
ヤコブは絶好のチャンス
確実なのは、ヤコブの出場時間が一番増加すると考えられます。
ヤコブは今シーズン平均16.6分しか出場時間がありませんでした。
来シーズンFA になるためアピールの絶好のチャンスですし、本人もステップアップする準備はできているようです。
またルディ、ユーバンクス、メトゥ、サマニッチなど他のビッグマンたちのロスターがどのように影響を受けるかも注目です。
もしくはラインナップにスモールボールのパワーフォワードとしてケルドンジョンソンが起用される可能性もあります。
来季を意識したローテーションに?
スパーズで出場時間が長かったラインナップは、マレー・フォーブス・デローザン・ライルズ・オルドリッジでした。
このラインナップはオーランドでは起用できません。
そこでスパーズのコーチングスタッフが来季を意識してテコ入れをするのは間違いありません。
スパーズの若手プレーヤーは絶好のアピールの機会です。
ロニーをはじめ、 オースティンメンバーのケルドンジョンソン、ウェザースプーンがどれだけ出場時間を獲得できるのか楽しみです。
気になるデュオ
そこで特に気になる重要なラインナップの変更として、デリックホワイトとマレーの同時起用です。
マレーは先日、ホワイトら若手プレーヤーは本来の力をまだ見せることができていないと話しています。
得点力に関して言うならば苦労するかもしれませんが、NBAトップクラスのディフェンシブなバックコートデュオになる可能性もあります。
ホワイトはブロック数でNBA トップであり、マレーはスティールとリフレクションの数でトップ10入りしています。
この2人はまだ102分しか一緒にプレイしていません。
またロニー・ホワイト・マレーのラインナップは今シーズンわずか6分しかプレイしていません。
ヤコブとの組み合わせも…
またマレーがヤコブとどのようにプレーするかも気になるところです。
ホワイトとヤコブは効果的なピックアンドロールでセカンドユニットを引っ張りました。
ホワイトはヤコブと合計560分プレイしましたが、マレーは合計301分しかプレイしていません。
二人ともヤコブと共にプレイした時はプラスマイナス評価でプラスになっています。
これらのピックアンドロールを効果的に使うことができれば大きな武器になりそうです。
デローザンの役割に変化はあるか?
先日のブログでデローザンは若手の将来に向けてサポートする、と明言しました。
デローザンのメインハンドラーの役割を若手に少しずつ譲ることで効果的になる可能性があります。
また今シーズン後半からオフェンスの主導権をちょっとずつマレーに渡してきました。
ライルズとオルドリッジというストレッチビッグを失ったチームは、なおさらアウトサイドシュートが必要になってきます。
チームの練習ではデローザンがコーナー3を打つ場面がありました。
プレイメイキングをマレーやホワイトに任せて、スコアラーとして専念することができれば、チームの大きな武器になるでしょう。
また1試合2〜3本でいいので、 フリーの際は3ポイントを打ってほしい。
デローザンのステップバックスリーが見たいです…
このように見所はあげるとスクリメージがさらに楽しめると思います。
明日は早起きして観戦しましょう!!
引用記事
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