リバース「ウェンビーはもっとインサイドでプレーすべき」

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サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマはこれまでのNBAで前例にない選手として、様々な評論家や選手たちから理想の選手像について語られる存在となっています。

元NBA選手のオースティン・リバースは、自身のポッドキャスト「Off Guard with Austin Rivers」の最新エピソードで、サンアントニオ・スパーズのビクター・ウェンバンヤマがアウトサイドに偏ったプレースタイルに疑問を呈しました。

3ポイントを打つこと自体は問題ないんだ。

ただ、それが彼のプレーの核になってしまうのが気に入らない。

彼は3ポイントライン周辺、つまりアウトサイドに居すぎる。

彼のシュート確率や1試合にどれだけ3ポイントを打っているかは知らないけど、ただペリメーター付近ばかりに居るのが本当に嫌だ。

正直、気が狂いそうになるよ。

インサイドでの圧倒的な存在感を期待する

リバースの熱のこもった話はさらに続きます。

ウェンバンヤマが持つ可能性と、インサイドで活躍すればどれだけ無敵の存在になれるかについて彼は情熱的に語りました。

ウェンバンヤマは3ポイントも完全に封印するべきとはリバースは思っていません。しかし、昨シーズンの3ポイント成功率が33%で、今シーズンは34%と決して高くない状況です。

リバースは、ウェンバンヤマが3ポイントを打つ前に、まずインサイドで支配力を発揮するべきだと強調します。

インサイドでの強さを見せつけることで、より良いシュートチャンスを自分で作り出せるようになると考えています。

彼はバスケット付近でプレーするべきだよ。そこでティップインをして、1試合に7回くらいリバウンドから得点するべきだ。

ダンクじゃなくて、リバウンドやティップインで得点するんだ。

ボールを生かし続けるんだよ。

スクリーンをかけてロールして、パスをもらってリバウンドして、フルコートでプッシュして、『みんな走ってくれ、見つけてやるから』と指示を出してさ。

だから彼を3ポイントラインから引き離してほしい。シュートはできるし、2〜3本なら問題ない。

でも1試合に7本も打つのはやりすぎだ。まずインサイドで圧倒的な存在感を示すべきだよ。

そのためにもまずはインサイドで支配するんだ。

インサイドで支配的なプレーをすれば、相手がインサイドを警戒してくれるから、好きなときにオープンスリーを狙えるようになるんだ。

ウェンバンヤマには多くの意見が寄せられていますが、本人はスパーズの指導方針や成長過程に全幅の信頼を寄せています。

これからもスパーズの方針を信じて、本人は成長を続けていくでしょう。

引用元:Clutchpoints

引用画像:San Antonio Spurs Photo Galleries

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