スパーズオーナー「NBAのスーパーパワーになる準備をしている」

サンアントニオ・スパーズは、2023年にチームがビクター・ウェンバンヤマを全体1位で指名したことで大きな前進を遂げました。

しかし、これがフランチャイズの未来にとってどれほど大きな出来事であろうとも、ウェンビーが頼るだけではチームは強くなるわけではなく、むしろその手綱を引き締めていると言えるでしょう。

SASのオーナーであるピーター・J・ホルト氏は、ユーロカップの試合を観戦するためにフランスに滞在中、フランスのメディアL’Equipeと対談し、チームの現状について語りました。

どの試合を観戦していたのか気になる方もいるかもしれませんが、それはNBAドラフトのプロスペクト選手、フランスのザカリー・リサシェなどが参加する試合でした。

The owner of San Antonio Spurs in France, watching the projected 2nd NBA draft pick of 2024 – Zaccharie Risacher 👀🇫🇷 pic.twitter.com/PkBjJAaN6N

— BasketNews (@BasketNews_com) January 17, 2024

ホルト氏はフランチャイズをゆっくりと慎重にNBAの頂点に導き、”スーパーパワー”になることを目指していると説明しました。

成功には締め切りがあると思わない。

一部の人は急いでトップに上り詰めようとし、プロセスを手っ取り早く進めようとする。

通常、これはうまくいかないことがある。ビクターのような一世代の才能がいる中、他にも優れた選手が揃っているため、ポップ（グレッグ・ポポビッチ）を5年間延長し、RC（RC Buford）が築いた優勝チームに基づいてフランチャイズを構築するのは適切だ。

全体的な展望を考えると、私たちは正しい方向に進んでいると確信している。

統計的、集団的、個別のレベルで、特にビクターと共に進化が見られている。開発と結果のバランスを取る。

勝利と敗北の間をジェットコースターにしたくない。

私たちは長期間にわたり持続可能な、超競争力のあるスーパーパワーを築き上げたい。

ピーター・J・ホルト

スパーズがリーグの強豪になるためには、既に必要なピースが揃っています。

ウェンバンヤマのほかにも、チームはドラフト指名権の豊富さ、十分なサラリーキャップの余裕、そして再建から脱却するのに役立つトレード可能な契約があります。

ウェンビーの成長に自信を持ち、いずれチームが再び競争力を持つようになることを期待しています。

引用元:KENS5