サンアントニオ・スパーズ?トットナム?
最近八村塁、渡邉雄太選手が世界で活躍してくれた影響で、NBAを見始めた方が増えていますね。
アメトーークでもNBA芸人が放送されることも決まり、NBAファンとして非常に嬉しいです。
NBAに興味はあるけど、どの選手やチームを応援しようか迷っている人、日本人選手が所属するチームの対戦相手が気になる方もいらっしゃると思います。
そのような人のために今回当ブログで応援しているサンアントニオ・スパーズについて紹介したいと思います。
ちなみにイングランドの名門サッカークラブであるトットナム・ホットスパーとは全く関係ありません。
親近感はすごく沸きます.
どこにある?
NBAは東西15チーム計30チームに分かれています。
その西地区に所属しているチームです.
▼地区ごとに細かく分けるとこんな感じです.
サンアントニオはテキサス州の南部に位置する小さな街で、歴史的観光スポットとして知られるアラモの砦やリバーウォークが有名です。
ヒスパニック系の人口が多く、街を歩いていると英語と同じくらいスペイン語を耳にします。スポーツチームはマイナーリーグのホッケー、野球、サッカーチームがありますが、メジャースポーツチームはNBAのスパーズしかないため、街中がスパーズフリークであふれています。
チームの特徴は?
一言で言うと、
すっごく地味だけどずっと強いチーム
です。
それを象徴する成績として、 過去20年間で5回NBAチャンピオンに輝いています。 また22年連続プレーオフに出場しています。
最後にプレイオフを逃したシーズンの一覧表があります.
スパーズだけ20世紀です。
一目瞭然です.
それだけ長い間強いチームを保っているということですね。
その要因を簡単に説明すると3つの理由があります.
洗練されたチーム文化
ホームタウンのサンアントニオは田舎のチームです。
大都市と比べてスター選手からの人気と資金力が足りないため大掛かりな補強はなかなか出来ません.
そのため今のチームに必要な能力を持つ選手を的確に補強します。
またスパーズの組織はケミストリーを重視するため選手の移籍が他のチームより少なく、アットホームなチームです.
スパーズの選手たちは、チームのためにエゴを捨ててチームプレイを最優先して戦います。
そのためバスケットボールIQが高く、戦術を的確に実行出来る選手がほとんどです。
チームワークとディフェンスを重視したバスケットボールを長年継続しています。
美しいボールムーブメントと息の合ったカバーディフェンスはNBAファンを魅了しています.
▼ 芸術的なパス回しで魅了してきました.
San Antonio Spurs Tribute – The Beautiful Game (ORIGINAL)
そのスパーズを長年導いている監督は
グレッグ・ポボビッチ監督です。
御年70歳になる大ベテランの監督です。
1996年にスパーズの監督に就任しました。
北米プロスポーツで最も長く在籍している現役コーチです。
ポポビッチは間違いなく史上最高のコーチの一人と評されています。
レギュラーシーズンのスパーズでは1,245勝575敗、プレーオフでは170勝114敗の記録を持っています。
今年からアメリカ代表のヘッドコーチも兼任しています。
年間最優秀コーチ賞を3回受賞しています。
人物像として、空軍士官学校出身で規律を重んじて、とても怖いことで有名です。
気に入らないプレーをすると容赦なく怒鳴ります。
そんな怖いイメージですが、選手とのコミュニケーションを頻繁にとり、選手想いの熱い監督なので、選手からの信頼性も厚いです。
意外とユーモア好きでかわいい一面もあります。
レジェンドプレーヤー
長年最強スパーズを支えてきたレジェンドプレーヤーがいます。
ピックアップときりがありませんが、代表的な選手はこの4人です。
デビッド・ロビンソン
海軍士官学校出身で90年代にチームを支えた歴代屈指のセンター。
ダンカンの兄貴分で強い絆で結ばれています。
David Robinson Top 10 Plays of Career
次の3人はビッグ3と言われています。
ティム・ダンカン
歴代最高のパワーフォワード.
ポボビッチHCと二人三脚でチームの大黒柱として18年間チームを支えました。
派手さはないですが基本に忠実なプレイでチームを優勝に導きました.
今シーズンからスパーズのアシスタントコーチをしています。
Tim Duncan’s Top 10 Plays of His Career
マヌ・ジノビリ
アルゼンチン出身で歴代最高のシックスマン(スーパーサブ)と言われています。
変幻自在のステップとパスで多くのファンを魅了しました。
Best of Manu Ginobili With The San Antonio Spurs
トニー・パーカー
常勝スパーズの司令塔。フランス出身で勝気な性格と電光石火のドライブで得点を重ねました。
Tony Parker Top 10 Plays Of His Career
このビッグ3が常勝スパーズの主力メンバーでした。
年齢を重ねてもチームを適切な方向へ導きました。
優れたスカウト力&育成力
スパーズは長年強豪なので、NBAドラフト会議ではいつも後半の指名になります。
NBAは弱いチームから順番に選手を指名するシステムなので、有名ないい選手は弱いチームが獲得することがほとんどです。
しかし全世界にスカウトを持つスパーズは下位の指名でも将来大成する選手を指名するのが得意です。
以前からアメリカ国内にこだわらずヨーロッパや南米大陸の選手も多く所属しており、インターナショナルなチームと言われていました。
また育成力があり、目利きに優れているので、ドラフトに指名されなかった選手を育成して開花することもあります。
現在のチームで注目の選手は?
現在も強豪のスパーズですが、それを支えている主な選手を紹介します。
デマー・デローザン
昨シーズントロントラプターズから加入しました。巧みなステップからのドライブインで得点を量産します。
DeMar DeRozan’s Best Plays From the 2018-19 NBA Regular Season
ラマーカス・オルドリッジ
インサイドで存在感を発揮し、強さと旨さを兼ね備えたビッグマン。
ダンカン引退後のチームを大黒柱として支えています。
LaMarcus Aldridge | 2018-19 Highlights ᴴᴰ
デジョンテ・マレー
これからのスパーズを支えていく若き司令塔。長いリーチを活かしたディフェンスが持ち味。
昨シーズン膝の靭帯を断裂する大怪我をしましたが、無事に今シーズンは復活しています。
Dejounte Murray Full Highlights 2019.10.23 Spurs vs Knicks – 18 Pts, 8 Rebs, 6 Asts! | FreeDawkins
他にも伝えたいことがたくさんありますが、これくらいにしておきます。
もっと知りたいと思った方は、当ブログのアーカイブを見て頂くと、スパーズの魅力が伝わると思います...
今日は八村塁選手の所属するウィザーズとの対戦ですが…
もちろんスパーズを応援します!!!
長文失礼しました。
ご覧頂きありがとうございました。
引用記事・画像:
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コメント
コメント一覧 (2件)
新しいファンにもスパーズを観て欲しいですね!楽天のベーシックだと放送は少ないですが…笑
魅力を伝えてくれましたが、ぜんぜん長文ではなかったと思いますよ?笑
たぶんもっと語りたいことはあったはずなので!なので、これからも分散して伝えてもらえたらと思います!あと、メンフィスがあんなに東をえぐってたのは知らなかったです。
コメントありがとうございます。
書き始めたらきりがありませんので、要点を絞って書きましたがまあまあ、長くなりました(笑)
少しでも魅力が伝わればいいですが…
グリズリーズは…しぶとくて強いチームでした。
時代を逆行するゴリゴリのインサイドと強力なディフェンスは驚異でしたね。タフなチームでした。アップセットされたのは今でもトラウマで忘れられません…